変わることは急性子を変えること、すなわち運命を変えることだ。
急ぐことは大きな負のエネルギーであり、ある程度それは病気とも言える。
性格がせっかちな人は、まるで常に張り詰めた弦のように生き、物事の成果をすぐに見たいと願い、一撃必殺の完璧さを追い求めるが、少しでも波乱があれば、すぐに不安や自己疑念の渦に巻き込まれやすい。この焦りの状態は成長を加速させるどころか、リズムを乱し、誤りを次々と生み出す。負の感情は自分だけでなく、周囲の人々にも影響を及ぼす。
急ぐ本質は、過程を飛ばして結果だけを求める欲望であり、理想的な結果をも欲しがることだ。しかし、天地万物には規則があり、花は春に咲き、果実は秋に熟し、日が昇り月が沈む四季は秩序正しい。そして、そのような規則は決して人の焦りによって変わることはない。私たちにできることは、それを観察し、順応し、利用することだが、ただそれを急かすことはできない。人がゆっくりと動けば安定し、物事が遅れれば円満になる。まるで砂を握るように、強く握れば握るほど流れ出すのが早くなり、コントロールしようとすればするほど制御を失いやすい。
古人は云う、心が平らであれば三千の疾患も癒える。心静かであれば万事の理も通じる。風は掴めず、水はしっかり握れない。この世の多くの事は、追い詰めれば追い詰めるほど失われやすい。人も事も財も同じだ。ゆっくりと進むことを学び、小さな事は急がず
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