米国下院議員グリーンがビットコインの追加保有を公開、暗号資産投資の政治的影響力が際立つ

ジョージア州下院議員のマージョリー・テイラー・グリーン（Marjorie Taylor Greene）は今週、最近の市場下落時にビットコインを買い増したと報告しました。議員たちがデジタル資産によってポートフォリオを分散させる中、この傾向は主流の暗号資産投資戦略の政治的影響力が高まっていることを浮き彫りにしています。

12月2日に提出された定期取引報告書によると、グリーン氏は11月21日に最大1万5,000ドル相当のブラックロックiSharesビットコイン・トラスト（IBIT）を購入しました。当時、ビットコイン価格は一時82,100ドルに下落し、4月以来の最安値を記録しました。その後、ビットコイン価格は反発し、現在は約92,373ドルで取引されています。

グリーン氏の今回の報告は、彼女が今年行った一連のビットコイン関連開示の最新例です。ビットコインを買い増している米国議員は彼女だけではありません。ここ数カ月で、複数の連邦議員が新たなビットコイン保有を報告しています。

11月には、下院議員ブランドン・ギルが最大25万ドル相当のビットコインと、最大5万ドル相当のIBIT株式を購入したことを開示しました。

上院議員デイブ・マコーミックは、感謝祭当日に最大15万ドル相当のBitwiseビットコインETF株式を購入したと報告しました。