2025年11月24日

月曜日の日中の試練は一時的に耐えきれたようで、現在は全体相場が昨日に比べて小幅な反発を見せています。特にビットコインとイーサリアムがこれ以上下落していない点が注目されます。現状を見る限り、夜間に突然暴落する確率は比較的低いでしょう。結果として、週末に買いを入れた場合、段階的な底値の玉を手に入れた可能性があります。ただし、現在の価格は以前に比べて依然として大きく下落しており、小幅な反発で喜ぶにはまだ早いです。

価格の下げ止まりに加え、USDC/USDTの為替レートも最近は正常な範囲に戻り、以前は最高で1.001を突破していました。この指標が有効であれば、今回の下落相場も一段落するでしょう。なぜUSDCの為替レート上昇が相場下落を引き起こすのか？主な理由は、売り圧力によるキャッシュアウトにUSDCが多く使われているため、とりわけブラックロックのような規制遵守の機関投資家が売却する際に使われます。そのため、為替レートが正常に戻ったことは、目先の大口償還が完了したことを示しています。

私が相場が最近の底に到達したと考えるもう一つの根拠は、週末の下落前に市場心理がすでに極端に低い値に達していたことです。その際にも述べましたが、価格の底は往々にして市場心理の底より遅れてやってきます。したがって、市場心理の観点から見ると、悲観的なムードはすでに薄れつつあり、心理面での反転が先行することで相場全体を下支えする効果があります。皆がそれほど恐れていないので、むしろ積極的に買いに向かう動きも見られます。

もちろん、現状の大きな流れとしては、相場が安定するか短期的に反発する可能性があるだけで、本格的な反攻が始まることはありません。値動きの推移から見ても、少なくとも12月末まではこうした状況が続くと見られます。ただし、価格の観点からは、近日中に再び大きく下落する可能性は低いでしょう。ここ数日、私は実際に・・・