NBAのコミッショナーであるアダム・シルバーが、ここ数年で最も目に余るタンキング行為について厳しく警告を発した。先週末のオールスター・ウィークエンドの記者会見での発言は、リーグ内で蔓延する意図的な負けについて、かなり強い姿勢を示している。



ユタ・ジャズがスター選手の出場時間を制限したことで50万ドルの罰金、インディアナ・ペイサーズが複数のスターターを試合に出さなかったことで10万ドルの罰金を科されたばかり。わずか1週間で60万ドルの罰金が科されるという異例の事態になっている。

アダム・シルバーは率直に述べている。「近年の記憶にないほど悪い行動を目にしている。これがこれらの罰金につながり、チームの行動に対して今シーズンすべての状況を注視していくという私の声明につながった」と。彼の懸念は試合の誠実性そのもの。より良いドラフト指名権を狙うためにチームが意図的に負けたいという気持ちは理解できるが、その露骨なやり方は見苦しいというわけだ。

シルバーが検討している対策は2段階だ。まず、チームに対する直接的な警告と罰金。しかし次のステップとして、ドラフト抽選システム自体の見直しも進めている。「競技委員会は今年初めにドラフト抽選会の仕組み全体のアプローチを再検討し始めた」とシルバーは明かした。さらに、ドラフト指名権の没収という追加罰則の可能性も示唆している。

これはかなり本気の対応だ。単なる罰金では足りないと、アダム・シルバーが判断したということ。NBAの拡張についても言及があり、ラスベガスとシアトルが候補として挙がっているが、詳細は3月の理事会会議で議論されるとのこと。

WNBAの労働紛争についても触れられ、シルバーは今後2か月以内に合意に達することを期待している。トレーニングキャンプが2か月後に迫っているため、交渉には時間的なプレッシャーがかかっている状況だ。シルバーは舞台裏で深く関わっており、選手とオーナー双方からの直接的な関与が増えていることに励まされているという。

タンキング問題にせよ、拡張計画にせよ、WNBAの労働交渉にせよ、NBAはいくつもの大きな課題を抱えている。だがアダム・シルバーの強硬な姿勢を見ると、これらの問題に真摯に取り組む意思が伝わってくる。特にタンキングに対する警告は、リーグ全体への強いメッセージとなるだろう。
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