あるプライバシー重視のブロックチェーンプロジェクトが、近日予定されているトークンセールの詳細を発表しました──その数字には注目の価値があります。

このプロジェクトはすでにVCから$130M を調達しており、評価額は10億ドルにのぼります。今回は総供給量110億トークンのうち、1.1億トークン（全体のちょうど10%）が一般公開されます。異例なのは、ベスティング期間がゼロであること。すべてのトークンがTGEで即時アンロックされます。

オークション期間は1月12日から15日までと非常に短い3日間です。参加を決めるまで猶予は3日間、クレーム日は1月20日です。

注目すべき点として、最近の主要なローンチの多くは供給ショックを抑えるためにベスティング期間を数ヶ月から数年に設定しています。しかし今回は完全な即時流動性を採用。これが技術への自信なのか、攻めた市場戦略なのかは判断が分かれるところです。

参考までに：$1B のプレローンチ評価額は、2025年のインフラ系プロジェクトの中でもトップクラスです。VCの支援は本格的な機関投資家の関心を示していますが、一般割当が10%にとどまることで流通量は比較的タイトに保たれています。

実際に資金調達済みの新規プロトコルローンチを追っているのであれば、このプロジェクトも要注目です。ただし、ベスティングがない分、初日のボラティリティが激しくなる可能性があることを忘れずに。