南アフリカの暗号資産投資会社Revix、顧客預金の24%の出金を停止

南アフリカの暗号資産投資会社Revixは、サービスプロバイダーの突然のサービス終了により、顧客の暗号資産の4分の1にあたる引き出しを一時停止せざるを得なかったと報告しました。

その結果、一部の顧客の暗号資産が一時的に凍結され、資産へのアクセスや引き出しができなくなりました。

Revixによると、韓国企業のHaru Investが今月初めに全ての暗号資産の引き出しを停止したとのことです。Revixは顧客の暗号資産の24%をHaruに投資していました。

「Haru Investによる予期せぬ引き出し停止を受け、Revixプラットフォーム上で保有する暗号資産残高の24%を『リザーブ（予約済み）』とする以外に選択肢がありません」とRevixは自社ウェブサイトの最新情報で述べています。

「この『リザーブ』の状態は、これらの資産が取引も引き出しもできないことを意味し、Haruからさらに情報が得られるまで継続されます。」

その他の顧客資産については、引き続き取引可能であるとしています。

2018年にケープタウンとロンドンにオフィスを構えて設立されたRevixは、Haru Investと継続的かつ積極的なコミュニケーションを行い、暗号資産の引き出し停止の状況把握に努めていると表明しています。

「これらの協議によって、Haru Investが保有する資産の回収が可能であり、リザーブ資産が解放されると自信を持っています。」

Haru Investは、2023年6月にサービスプロバイダーの1社が誤った情報を提供していた証拠を発見したことを受け、全ての暗号資産の入出金を停止する決定を下しました。

Haru Investは、B&S Holdingsから提出された経営報告書に不正が発見されたことが、今回の措置のきっかけであると述べています。

「私たちはB&S Holdingsに対し、詐欺や横領、その他の疑惑で法的措置を進めています。これらの法的措置の過程で、被害の範囲を含めた事実の解明も進めています」とHaruのCEOであるHugo Lee氏は顧客への書簡で述べました。

Revixによると、顧客の資産を安全に社内保管庫へ移動するなど厳格な措置を講じ、保護を図っているとのことです。顧客資産のうち、暗号資産の76%および法定通貨残高の100%は、顧客がいつでも完全に利用可能です。つまり、1BTCとR500を保有していた顧客は、現在0.76BTCとR200にアクセスでき、残りのBTCは「リザーブ」として分類されます。

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