ちょうど市場レポートを見たところ、11月の暗号資産市場の総時価総額が15.43%も下落していて、かなり大きな動きでした。さらに面白いのは、BTC現物ETFが単月で35億ドル以上の純流出となり、これが過去最高を記録したことです。

ただし、新しく上場されたETFはいずれも好調で、SOL、XRP、LTCのETFは逆に資金が純流入となっており、かなり対照的な結果となりました。

また、米連邦準備制度理事会（FRB）は12月でバランスシート縮小を終了する予定で、来年からは毎月200億～250億ドルの米国債を購入し、「ライト版QE」とも言えるバランスシート拡大のペースになる可能性があるようです。多くの人が、これはBTCにとって基礎的な流動性の追い風になると見ており、歴史的にも金融緩和はリスク資産にとって好材料です。

短期的には市場のセンチメントはやや不安定ですが、マクロ政策の方向転換にも注目する価値があると思います。