今年最後の月になりました。正直に言うと、2025年の金融史には「大アルトコイン大虐殺」として記録されるでしょう。2024年末には誰もが「メガブル(強気相場)」を期待していましたが、今年私たちの手元に残ったのはビットコインのドミナンスと墓場と化したアルトコイン市場だけでした。さて、これからどうなるのでしょうか?日曜夜の私のメモと中期目標を以下にまとめます。



クリプト (BTC & ETH)

2025年を通して見てきたのは、流動性が「ユーティリティ」(実用的)なプロジェクトには向かわず、ただBTCと周期的な盛り上がりに流れたことです。$BTC 今まさに重要な決断の地点にいます。88,500ドルのサポート(ここは今年最も重要な「砦」レベルとなりました)が機能している限り、上値は98,000ドルと心理的な100Kの壁です。しかし88Kを下回る日足終値が出れば、「冬は終わっていない」と言い、74K帯へと急降下することになります。
$ETH 今年最大の失望。ETH/BTCペアは下がり続けました。ETHにとって3,200ドルは「存亡の境界線」。ここを上抜けて定着しない限り、アルトコインに息吹が戻ることは不可能です。

アルトコイン市場

2025年の要約:「ロック解除(unlocks)とVC売り」。新しく出るプロジェクトは、まるで投資家にトークンを押し付けるためだけに登場しているようです。

· 旧来の主要アルト(Major Alts)以外の90%はゴミになりました。

• ポートフォリオでまだ50%以上損していて、そのプロジェクトチームが2025年半ば以降GitHubにコードを追加していないなら、それは別れの時です。「物語がある」かつ「コミュニティが活発」(MemeやRWA/AI特化)のプロジェクトだけが2026年初頭に息を吹き返す可能性があります。

ナスダック

利下げの影響でナスダックは21,000ポイントに迫っています。テック株の過熱感は怖いものの、トレンドは「ロング」。年末ラリー(Santa Rally)の可能性もあります。仮想通貨との相関は切れました。彼らが飛んでいる間に私たちは停滞し、それは仮想通貨の内在的な問題(規制と信頼)に起因します。

金&銀
デジタルゴールド(BTC)が苦戦する中、現物の金が「私はここにいる」と主張しています。

• 戦争の足音が鳴るたび、安全資産が機能しています。
• 銀も同様です。

BIST 100

指数は11,500~12,000のレンジをなかなか上抜けできません。預金金利の魅力が2025年も引き続き株式市場に重しとなっています。

• 予想:12,200超の週足終値が来ないと「新高値」は夢のまた夢。それまではBIST 30以外に手を出すのは地雷原を歩くようなもの。セクターとしてはエネルギーと小売が引き続きディフェンシブです。

2025年は私たちを大いに疲れさせ、財布をすり減らしました。アルトコインでの「0」への夢は、「元本を守れれば十分」に変わりました。
今キャッシュでいるなら王様です。焦らずに、マーケットは2026年第1四半期に方向を決めるでしょう。

含み損があるならストップロスを守り、「死んだプロジェクト」にナンピンするミスは避けましょう。
夜は長い、引き続き注視します。皆さんに良い一週間を。
#Bitcoin #Altcoin #Bist100 #Nasdaq
BTC-1.2%
ETH-0.41%
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