今週の米国株はかなり穏やかに推移し、出来高は大きくなかったものの少し上昇し、23110から23680まで上がりました。ただ、上の23800付近にはまだ窓が開いていて埋まっていません。理想的なシナリオとしては、寄り付きでギャップアップして上に一度針を刺して窓を埋め、その後は下落するタイミングでスムーズに下げてほしいところです。

ニュース面で言うと、12月の米連邦準備理事会（FRB）の利下げと日本の利上げというダブルパンチはなかなか興味深かったです。先週、日本の利上げが発表された直後にBTCが瞬間的に急落しましたが、この下げは全く持ちこたえられず、すぐに反発して94000まで戻りました。おそらく市場はFRBの利下げにまだ期待しているのではないかと考えています。理論的には12月9日から10日にかけてFRBが利下げすると好材料になるはずですが、日本の利上げ期待も重なっているため、この好材料はすでに市場に織り込まれていると思います。

今の相場は、少し忍耐が必要で、短期決戦を狙うべきではありません。テック株などの主力セクターは今ひとつ力がなく、たとえ米国株が再び最高値を更新しても、長くは続かないと感じています。

現在のトレード方針はこうです：もし米国株が本当に25000近くの高値まで上昇し、BTCも10万ドル付近まで戻ったら、その時はもう一度ショートポジションを追加するつもりです。