2年前に5千元を持ってクリプト業界に参入しました。正直言って、その時は「とりあえず試してみよう」という気持ちでした。結果として、わずか2ヶ月で口座残高は15万元になりました。これが全て運だったと言うのは嘘になります。その裏には、徹底して守った3つの原則があったからです。

**第一条：理解できないものには手を出さない**

元手が少ないときに一番怖いのは、よく分からないものに投資することです。私のやり方はとてもシンプルで、主流コインを基盤ポジションにし、低時価総額の有望コインで補強するスタイルです。当時、市場では様々な動物コインが狂ったように投機されていましたが、私はホワイトペーパーを読み漁り、最終的にMATIC、ARB、RNDRといった実際にユースケースがあるプロジェクトに絞りました。事実、あの時賑やかだったエアコインはすでにゼロになりましたが、私が選んだこれらの銘柄はいまでもしっかり生き残っています。

**第二条：ロールオーバーはオールインじゃない**

多くの人はロールオーバーをひたすらレバレッジを上げることだと勘違いしていますが、これは完全な誤解です。私の手法は、20%-30%の目標利益を設定し、それに到達したら利確してポジションを全て手仕舞いし、次のエントリーチャンスを待つというものです。1ヶ月で安定して6-8回このサイクルを回し、複利でコツコツと雪だるま式に増やしていきます。これが少額資金を増やす正しい道であり、全てを一度の大勝負に賭けることではありません。

**第三条：ノーポジションにすべき時は潔くノーポジションにする**

2022年のベアマーケットでは、私はほぼずっと市場の外から眺めていました。周りの人が「今が底だ」と買いに走って半端な所で捕まっているのを見ても、私は全く焦りませんでした。なぜなら、方向感がつかめないときは何もしないのが最善だからです。その期間、私はひたすら振り返りと勉強に時間を使い、本物の反転シグナルが出てから再度ポジションを取り直しました。その結果、後の倍増チャンスを掴むことができました。

今振り返ると、クリプトで稼ぐのに必要なのは神秘的なテクニックではなく、規律と忍耐です。BTC、ETH、SOLといったコア銘柄に、明確な現物・先物戦略を組み合わせれば、普通の人でも自分の利益システムを構築できます。一番怖いのは、儲けたら手が止まらず、損したら意地になって持ち続けること——この2つの癖を治さない限り、どんなに経験談を読んでも救われません。