正直に言うと、私がこの業界に入った最初の2年間は、本当に相場に苦しめられっぱなしだった。



深夜にスマホが震えるたび、心臓がチャートより激しく跳ねた。あの頃は毎日自分の人生を疑っていた——「自分は本当にこの仕事に向いていないのでは?」と。

今振り返ると、落ち着けたのは突然悟ったからでも、何かインサイダー情報があったからでもない。ただ、とことん「バカ正直」な方法で、自分を無理やり引き戻しただけだ。

多くの人はこの市場で生き残るには才能が必要だと思っている。でも実際は全く逆で、賢い人ほど失敗しやすく、ルールを頑固に守る「バカ」の方が長く生き残る。

**第一のポイント:いきなり大金持ちを目指すな、まずは「死なない」ことを考えろ**

以前の自分も全額突っ込んでオールインしたり、逆張りで無理に耐えたりしていた。勝つ時は天にも昇る気分だが、負けたら一気にゼロ。怖くなってからは、自分に鉄のルールを課した:

10万円の元本で、1回の取引は最大1万円まで、全体ポジションは絶対20%を超えない。
損切りは3%で必ず撤退、利確は5%で即ロック。

バカみたい?確かにバカだ。でも効く。

心の持ちようで失敗する人をたくさん見てきた——下がったらナンピンして取り返そうとし、上がったら利確できず、「もう少しだけ…」と欲張る……。全部自分も経験したからこそわかる:この業界の9割の悲劇は、「もうちょっと様子を見る」が原因だ。

**リアルな例を挙げてみる**

2人とも元手は10万円:

- A:フルポジション+レバレッジ。下がるたびにナンピン、だんだんパニックになり、最後はロスカットで退場。
- B:2万円だけベースポジションに使い、利確と損切りは事前に設定。一週間に確実なチャンスを2〜3回だけ狙う。

30日後、Bは着実に8%の利益を出した。1年複利を回せば資金は数倍に。

違いはどこか?高度なテクニックじゃなく、リズム・ルール・そしてメンタル。

今の自分は、もう一夜で倍になるような神話は語らない。ただ「どうやって長く生き残るか」「どうやって堅実に増やすか」「本当にお金を引き出せるか」しか話さない。

生活費まで突っ込んで、次の食事にも困る人をたくさん見てきた。それはもはや投資ではなく、命を賭けたギャンブルだ。

ひとつ覚えておいてほしい:この市場で「生き残った人」が、最後は一番稼げるんだ。

自分も昔は一人で泥沼でもがいていたけど、今はやっと少しコツが掴めてきた。もしあなたも今迷っているなら、一度立ち止まって考えてみてほしい——本当に欲しいのは「一攫千金のスリル」なのか、それとも「長く安定して稼げる可能性」なのか?
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