Morphoは分散型レンディングの基盤インフラ層を再定義しています。

このプロトコルの最大の特徴は？誰でも許可なくレンディング市場を作成できることです。リスクパラメータを自由にカスタマイズし、完全に分離されたレンディングプールをデプロイできます。従来のDeFiレンディングプラットフォームは資産管理権を独占していますが、Morphoは違います——基盤となるレールだけを提供し、キュレーターや(アセットマネージャー、DAO組織などの役割がその上で独自の金融レゴを組み立てられるようにしています。

プロダクトラインは2つに分かれています：

Morpho Vaultsは預金ユーザー向けのイールド金庫です。資金を投入すれば、vaultが自動的にさまざまな市場間で最適な構成を行い、最大化されたリターンを追求します。チャートを監視する必要も、手動でリバランスする必要もありません。

Morpho Marketsは借り手のためのメインステージ——それぞれ独立したレンディングプールで、リスク分離が徹底されています。ある市場で問題が発生しても他のプールに波及しません。この点は、Terra崩壊後に特に重要性を増しました。

本質的に、Morphoが目指しているのはレンディング分野の基盤プロトコル層であり、DEX分野におけるUniswapのような存在です。キュレーターたちがそれを基にさまざまなレンディング戦略を構築し、ユーザーはvaultレイヤーでリターンを獲得し、借り手はmarketレイヤーで流動性を得ます。このモジュラー設計によって、DeFiレンディングにさらなる可能性がもたらされました。

分散型レンディングの次のステップは、このようなパーミッションレスなインフラ革新の中に隠れているのかもしれません。