ETH

日足レベル：価格は3000 - 3200の安値レンジで横ばい推移しており、週足レベルのボリンジャーバンド上限約3250付近の抵抗を受けて上値が重い。MACDはゴールデンクロスの状態で、下落モメンタムは限定的。一方で、価格は20日・50日移動平均線の上に位置し一定のサポートがあるが、以前3240まで急騰した際は売り圧力が強く定着できず、その後は急速な上抜けが難しい展開。

1時間足レベル：日中は高値圏でのレンジ推移後、欧州時間以降は上値が抑えられ陰線が連続し下落基調に。5/10時間など短期移動平均線も下向きにカーブしている。MACDはデッドクロスを形成し下方へ拡大、短期的な調整トレンドを確認。1時間RSIは35の安値から55の中立圏まで回復し、売られすぎの修正は完了、現状は買いと売りの攻防が拮抗している。

重要レベルと連動要因：重要サポートは3050ドルで、これを割り込むと20日移動平均線の2985ドル付近まで下落する可能性、さらに割れると2800 - 2720ドルのゾーンが視野。レジスタンスは短期的に3180 - 3230、主な抵抗は3400 - 3500ドルに集中。また、ビットコインの動向と強く連動し、米株のボラティリティなどリスクセンチメントも価格の下押しや上昇を左右する要因となる。
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