昨夜の米国株はかなりまちまちの動きでした。ダウはほとんど動かず（+0.07%）、S&P500とナスダックは3日連続で上昇しました。ハイテク株も明暗が分かれ、NVIDIAは2.12%上昇、テスラも1.73%上がりましたが、アップルとGoogle Aは下落、インテルはさらにひどく7.45%も急落しました。中国株関連はまずまずで、ナスダック中国ドラゴン指数は0.39%上昇、NIOは4%超、小鵬汽車も3%以上上昇しました。

A株に話を戻すと、木曜日は大盤が一旦下に振れたものの、その後証券セクターが支えてやや戻しました。ただ、出来高が全然ついてこず、全日取引額は15,617億元、値上がり・値下がり銘柄数は1,455:3,878と下げた銘柄が圧倒的に多いです。今日は金曜日、Moore Threadsがまた上場して資金を吸い上げるため、おそらく大手金融が場を支え、テーマ株は引き続き弱含みのもみ合いが続く展開となりそうです。12月中旬の会議まではまだ時間があり、資金は様子見ムードが強く、短期売買は難易度が高いので、無理に高値を追わないようにしましょう。

注目トピックをいくつか：

バイトダンスの「豆包」スマホに新展開です。サプライチェーン筋によると、中興（ZTE）と共同開発する第2世代製品の開発がすでに始まっており、順調なら2026年末には出荷できる見込みとのこと。関連銘柄としては中興通訊、福蓉科技、昀冢科技などがあります。

Googleは12月9日にAndroid XR発表会を開催予定で、新型スマートグラス、ヘッドセット、Geminiなどを披露すると言われています。関連銘柄は博士眼鏡、科森科技、立訊精密、歌爾股份。

Moore Threadsが本日科創板に上場（関連銘柄：聯美控股、初霊信息、盈趣科技、和而泰、大衆公用）、沐曦股份は本日申込開始（関連銘柄：超訊通信、中山公用）。

寒武紀は一昨日の夜、緊急に噂を否定し、外部で流れている製品・顧客・サプライ・生産能力の話はすべてデマで市場を誤導するものだと発表しました。ただし当日引け間際に買い戻され、最終的に2.75%の上昇で終えました。