今週は本当にジェットコースターのようだった。12月の初日は意気揚々としていたのに、その後3日連続でじりじり下げ続けて、頭が混乱するほどだった。でも、振り返ってみると、水曜と木曜で下げるべきものはほとんど下げ切ったので、今日金曜日はもしかしたら一息つけるかもしれない。

一番楽しみなのは、今日は摩尔スレッドが上場すること。これは科創板やテクノロジー株にとってかなり大きな刺激になる。この頃の市場は、テックセクターが動き出すと一気に雰囲気が良くなるので、今日はテクノロジー方面を注視するのが面白いかもしれない。

最近注目すべきいくつかの方向を挙げてみる：

**資源関連は本当に強い**。大盤があれほど下げているのに、銅や銀の価格はまだ上昇している。このロジックははっきりしている。今、4000銘柄以上が下落している中で、非鉄金属セクターだけはしっかり踏みとどまっている。こういう時こそ、下げに強いものに注目したい。

**ロボット関連は昨日突然盛り上がった**。主な要因は、イーロン・マスクの「オプティマス」が米国株で暴騰したことに加えて、トランプが最近AIやロボット産業について頻繁に言及していること。市場は一気に活気づいた。関連銘柄の動きもかなり強く、このセクターの短期的な熱気はまだ続きそうだ。

**チップ・半導体は特に注目したい**。摩尔の上場という材料以外にも、日本がリソグラフィ機器の輸出規制を発表したという大きなニュースがあり、国産代替の流れがさらに強化された。最近は一部チップ銘柄の資金フローもかなり活発なので、今日は摩尔と一緒にセクター全体が連動するかどうか、注目して観察したい。

**商業宇宙産業は分化が始まった印象**。昨日その兆しが見えた。資金がまとまっておらず、今は新たな刺激材料もないので、個人的にはこの分野は一旦様子見で、無理に高値を追う必要はないと思う。

**消費セクターは年末恒例のテーマ**。毎年この時期は必ず一波ある。今年はスノーエコノミーや観光コンセプトが熱く、北方のウィンタースポーツや、南方の季節に左右されない観光地にも資金が集まっている。年末ならではの期待感がある。

総じて言えば、今日相場が安定できるかどうかは、やはりテクノロジーセクターの動向次第。摩尔が寄付きでしっかり盛り上がれば、チップや科創板も連動し、大盤の雰囲気も安定するかもしれない。