MACDの正体を暴露:指標で儲かるはウソ、本質を知らなきゃ罠にハマる

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市場で語られるMACD使い方の大半は大間違い。今日は、この「指標の王」の裏側を完全に解き明かす。

移動平均線(MA)の本当の意味

MACDを理解するには、まず移動平均線を知る必要がある。

移動平均線は過去の価格の平均値に過ぎない。5日線なら過去5日の終値の平均。未来を予測する力は全くない。

例えば、株価が5〜6元の間で推移していたのに、ある日7元まで上がったとしよう。短期線(5日線)は敏感に反応して上を向く。だが長期線(26日線)はほぼ動かない。少数の数字の平均には1つの大きな数字が効くが、多数の数字の平均には影響が小さいから。

重要なのはここ:株価が線を引っ張る。線が株価を引っ張るんじゃない。

よくある勘違い

「10日線 = この10日間の買い手の平均原価」←ウソ。成交量を考慮していないから。

「移動平均線が絡み合ったら要注意、すぐに大きな値動きが来る」←これもウソ。単に長時間のレンジ相場が長く続いただけ。

MACDの3つの要素

要素1:DIF = 12日EMA − 26日EMA

12日線と26日線が離れるほど、株価は加速する。

  • 12日線が26日線より上 → 上昇トレンド → DIF > 0
  • DIF が0軸を上抜け → ゴールデンクロス
  • DIF が0軸を下抜け → デッドクロス

ゴールデンクロス = 買いシグナル? これもウソ。短期線が敏感に反応するだけ。以降も上昇が続かなきゃ、全部ダマしだ。

トレンド相場では機能する。でもレンジ相場ではダマしまくり。未来の相場が何かなんて誰にもわかんないから、結局運ゲーになる。

背離(ダイバージェンス) も話題になるが、これも過去の情報。未来のプラスニュースで背離が外れることなんてザラ。均線は常に過去を見てるだけだ。

要素2:DEA = DIF の9日移動平均

DIFをさらに平滑化したもの。

  • DIF が DEA を上抜け → DIF が拡大中
  • 株価の上昇勢が加速中

要素3:赤柱と緑柱 = (DIF − DEA)×2

DIF と DEA の距離を視覚化したもの。柱が長いほど、上昇(または下降)の力が強い。

結論:MACD で未来は予測できない

MACDは過去の価格の動きを説明する道具に過ぎない。医者の聴診器みたいなもん。心電図(MACD)に出てた症状が、明日も続く保証はない。

「ラッセルの鶏」という話がある。毎日、農夫がエサをくれるから、鶏は「規則性を発見」した。だが感謝祭の日、その規則は終わり…鶏は殺される。

指標の本質を知らずに表面的なパターンを追う奴は、この鶏と同じ。

重要なのは、指標の使い方じゃなく、その本質を知ることだ。

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