米国の政府再開がビットコインを救う?10.6万ドル回復の裏側

米国上院が40日間続いた政府機関閉鎖の解決を推し進めたことで、リスク資産全体が息を吹き返した。ビットコインは10万ドルの心理的抵抗を何度も試してから、ようやく10.6万ドルまで戻ってきたというわけだ。

市場の雰囲気が明らかに変わった

QCPキャピタルの分析では、オプション市場の風向きが大きく変わっている。以前は下落を不安視する声が強かったが、今は弱気なムードが明らかに薄れた。つまり、トレーダーたちがさらなる投げ売りを心配する必要はないと判断し始めたってこと。

もっと面白いのは、トレーダーの動きが真っ二つに分かれていることだ。12月26日満期のオプションで11.2万~15万ドル間の買いポジションを積む層がいる一方で、13.5万~14万ドルの売り圧力をかけるトレーダーも多い。要するに「歴史最高値を更新するか?」という問いに対して、市場はまだ答え切れていない状態だ。

古い筆者の売り圧に耐える力

初期からのホルダーが売却を続けているのに、市場がなぜ耐えられているのか。これはMt.GoxやSilk Roadの時と同じパターン。つまり、古い供給が市場に出ていても、新しい買い手がしっかり吸収できるだけの流動性がある状態だ。

このまま古い筆者が売り切らない限り、ビットコインは当面の間、ボックス相場を続けそう。上値メドは11.8万ドル辺り。

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