ガーナの決済スタートアップ、PayBoxは、アフリカがDeFiへ飛躍できると信じている

PayBoxは、ガーナの決済スタートアップであり、DeFiがアフリカに国境を越えた課題を飛び越える機会を提供すると考えています。

「アフリカは分散型金融(DeFi)へ飛躍し、ブロックチェーンやWeb3を通じて国境を越えた金融の困難を解消する能力があります」と、共同創業者のDavid Boye-Doku氏はガーナ・アクラで開催されたAfrica Money & DeFi Summitで語りました。

PayBoxは、急成長中のアフリカのフィンテックスタートアップとして、オフラインおよびオンラインのデジタル決済やビジネスソリューションへの容易なアクセスを可能にするクロスボーダーモバイル成長エンジンと説明されています。

「アフリカにおける金融の分散化は、誰もがアクセス可能となり、代替通貨を選択できるようになります。これは金融およびデジタル包摂をもたらします」とBoye-Doku氏は述べました。

PayBoxは、国際貿易センター(ITC)によるNTF V Techプロジェクトを通じてスポンサーされた複数のスタートアップの一つであり、西アフリカのMoney and DeFiイベントに出展しました。MFS AfricaやPaystackなどのフィンテックリーダーや、Web3に特化したRevioおよびMazzumaといった企業もサミットに参加し、業界知識を共有しました。

PayBoxは、中小企業向けにモバイル決済ソリューションを提供することからビジネスを開始しました。

「次の段階は、モバイル決済にWeb3レールを組み込むことです。これにより、ローカルウォレットがアフリカの中小企業やミレニアル世代のための国際ウォレットとなるのです。あなたの電話番号が暗号資産ウォレットとなり、アフリカ中で簡単に資金を送れるようになります」とBoye-Doku氏は語りました。

Web3ウォレットは、ウェブベース、モバイルベース、あるいはハードウェアベースでも可能です。その比較的シンプルなユーザーインターフェースにより、ユーザーは分散型ブロックチェーンアプリにアクセスでき、暗号資産へのゲートウェイとなります。これにより、ユーザーは携帯電話番号、メール、または暗号アドレスを通じて、これらの資産を即座に送受信することができます。

Boye-Doku氏は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)がアフリカ経済の急速な発展と成長の鍵であると考えています。

「これにより、資本がほぼゼロの取引手数料で超高速に自由に移動し、暗号資産を通貨に変換できるようになります。これは、私たちが自国で支出できるだけでなく、自国以外の人々とも取引できることを意味します」と彼は述べました。

「ガーナ銀行の担当者と話をしましたが、彼らはガーナのCBDCの上に乗るトークンを探しています。私たちはすでにエクスチェンジトークンを開発しているので、それを利用してもらえるでしょう」と彼は語りました。

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