10万の元本が4,200万まで増えた話、一見すると怪しげだけど、実は何度かタイミングを掴んだだけ。

LUNAが暴落したとき、俺もある古参と一緒に巻き込まれてた。彼は酒を片手にこう言った。「この市場はそんなに不可解なもんじゃない。慌てなきゃ、いずれ金は戻ってくる。」当時は酔っ払いの戯言かと思ったけど、後になってこれこそ真理だと気づいた。

仮想通貨で一番やられるのはテクニカルじゃなく、自分の心だ。上昇相場では誰もが分析家になり、2日下がればみんな消える。損する人のほとんどはチャートが読めないんじゃなく、ただ欲と恐怖に振り回されてるだけ。

俺がここ数年で掴んだやり方は、実はそんなに複雑じゃない：

**エントリーは焦らない**——盛り上がってる時は大体罠、静かな時こそチャンス。小さなポジションで様子見して感触を掴む、一気に全力はダメ。

**レンジ相場を耐える**——安値圏で長く揉むほど、その後の上げは強い。高値圏で横ばいが長いと、たいてい反転する。覚えておけ：底のレンジは買い集め、高値のレンジは売り抜け。

**上がったら利確、急落は拾う**——高値追いは大体やられる。暴落はむしろチャンス。ただし、サポートと構造は見極めて、闇雲にナンピンしない。

**緑で買い、赤で売る**——これが一番本能に逆らう。多くの人は下がると慌てて売り、上がると欲張る。完全にタイミングが逆。

**朝の下げは買い、昼の上げは売り**——短期ならこの技は絶対じゃないが、何度も助けられた。

本当に稼げるのは、四六時中チャートを見る人じゃなく、動くときは一気に、待つときは頑として動かない人たち。今はK線と出来高を一目見れば、だいたい流れが読める——全部失敗を何度も繰り返して身につけたものだ。

上がっても追えず、下がってもナンピンできず、利益が出ても手放せず、損が出ても固執してしまう——このクセを直さない限り、どれだけお金があっても守れない。仮想通貨の風は止まったことがない。でも最後に笑うのは、落ち着いて、耐えて、逃げ切れる人だけだ。