暗号市場で3年もやっていてまだ損してる？その無力感、痛いほど分かります。

毎日深夜までチャートを見つめ、上がったら飛びつき下がったら損切り、結局は口座の数字がどんどん心に刺さる。私もまさにその経験者です——6回連続で暴落に巻き込まれ、元本がほぼゼロになりかけた時、10年選手のベテラントレーダーにこう言われました。「君は運が悪いんじゃない。ただ、毎回情報の一番遅い末端でババを引かされてるだけだ。」

この言葉で、私はやり方を根本から変えました。

**第1段階：まずは稼ごうとせず、損しないことを学ぶ**

人生を疑うほど負けている時、一番怖いのは「一発逆転で取り返したい」と思うこと。残り3,000Uの元本で、私は自分にこうルールを課しました：
- 2,000Uはすべて主要コインの現物を購入。時価総額上位20位以内（ETHやAVAXなど）だけを選び、草コインには一切手を出さない
- 700Uは専用でクロスプラットフォームのアービトラージ用。毎日安定して3%-4%を狙い、主にメンタルの安定を優先
- 300Uは非常用資金としてロック。どんなことがあっても動かさず、感情が崩れた時のための守り

この7日間は稼ぐためじゃなく、ルールで衝動を抑え、「ギャンブラー脳」をオフにするための期間です。

**第2段階：情報格差で安定収益を狙う**

逆転できるかどうかは「確実なチャンス」を掴めるか次第。私は毎日2つのシグナルだけを見ていました：
1. 大手取引所間で主要コインの価格差が1.3%以上ある時（例：ある規制取引所と別の取引所でETHの価格差）
2. 永久先物の資金調達率が10時間以上連続でマイナス

やり方はシンプル。A取引所で現物を全力買い、B取引所で同額をショート。上下どちらでも損しない、価格差＋資金調達手数料の両取り。この方法で、700Uの元本を1ヶ月で1,700Uまで増やした。ノーリスクの利益こそが本当の自信。

**第3段階：中堅コインの新規上場ウィンドウを狙う**

口座が1.8万Uに達した後は、「上場して日が浅い中堅の有望コイン」に注目。

判断基準は明確。新規上場から3-7日以内、出来高回転率がじわじわ上がる（賢い資金が静かに仕込んでいる証拠）。当時、AVAXやARBの上場時、私は出来高が連続して穏やかに増えたタイミングでエントリー。2ヶ月で150%以上の上昇を捉え、口座は一気に20万Uに。

**結局、大事なのは時間の長さじゃない**

仮想通貨で稼げる人は、耐久戦をするのではなく、誰より早く情報優位性で感情の波を制する人。無闇にホットな話題を追う癖をやめ、「確実なアービトラージ」に集中することで、初めてカモから脱却できる。

「新規参入者を教えてくれませんか？」とよく聞かれますが、私はこう答えます。方法は全てここに書きました。コツコツ学び、正しい方向に進む意思のある人だけが、自分の道を見つけられます。