ETHは横ばいで弱含み、重要なサポート2977を守れるか？

【暗号資産界】ETHの直近4時間の値動きはややもどかしい展開です。12月4日から現在まで、価格は2740.8～3210.13の間で何度も上下動を繰り返しています。16時は12時に比べてやや上昇しましたが、全体的には一昨日よりかなり下落しています。

ローソク足の形状を見ると、最新は陰線で、ベア派の包み足の様相です。出来高も縮小しており、価格が下落しつつ出来高も減るのは、典型的な市場の冷え込みサインです。テクニカル面ではさらに明確で、MACDヒストグラムはマイナス圏で拡大し続けており、ベア優勢が顕著です。KDJは48付近をうろうろしていて、明確な方向感がありません。MA10も依然としてMA30を下回っていますが、下落トレンドはすでに形成されています。

重要な価格帯としては、サポートは2977付近を維持できるかがポイントで、割り込めば次は2870と2744が買いポイントになります。上値抵抗は3249で、ここを突破すればさらなる上昇も期待できます。ロングの場合は2727以下にストップロス、ショートなら3226以上にストップを置くのが無難です。現状では、闇雲なエントリーよりも様子見の方が賢明かもしれません。