BTCは今この位置で、底を打ったのでしょうか？今入るべきでしょうか？75,000あたりのその落とし穴はもう一度踏むのでしょうか？この先どこまで上げられるのでしょう？

最近ビットコインの値動きの構造を振り返ってみたところ、なかなか興味深い状況に気付きました——エリオット波動理論で見ると、ダブルジグザグ調整波が終わった後、価格は起点を割らず、しかもその波の終点を突破しています。こういった動きはあまり見られないので、少し掘り下げてみたいと思います。

まず2つの基本的な見解を述べます：
1つ目、ブルマーケットの末期からベアマーケット初期にかけて、ダブルジグザグ調整波の中のX波は、ほとんどの場合ベアマーケットの中のテクニカルリバウンドであり、新たな上昇サイクルではありません。
2つ目、ダブルジグザグというものは4重にはなりません（エリオット波動理論にはそもそもそんな形はありません）、また自己複製もできません。したがって、このパターンが終わったと確認できれば、リバウンドも大体そこで終わることが多いです。

しかし、例外もあります。時にはダブルジグザグ調整が終わった後、価格が起点を守り、その後さらに高値を更新する場合もあります——まさに今のBTCの動きのように。

チャートを見てみましょう：
- 青色でマークした部分から、ある程度大きなリバウンドが始まっています
- 緑色の線は典型的なダブルジグザグ調整です
- 黒色の線は再びジグザグになっていますが、ここで重要なのは青線の起点を割っていないことです
- 緑点の後、価格は高値を更新しただけでなく、5波の推進構造で上に突き抜けています

これはなかなか興味深いです。通常のパターンであれば、調整波が終われば下落するはずですが、今回はしっかりサポートを守りつつ高値を更新しています。このような構造はエリオット波動理論の中でも「セオリー通りに動かない」ケースで、いくつかの可能性が考えられます。すなわち、より大きな波動がまだ展開しきっていないか、以前の波のカウントが間違っているか、または複雑な調整型のバリエーションを形成しているかもしれません...

では、これからどう動くのでしょうか？