IMFが安定コインに関するブログを公開しましたが、正直なところ評価は賛否両論です。良い点としては、IMFが本物の価値を認めていることです。超高速な決済、国境を越えた送金の格安手数料、そして銀行口座を持たない人々が金融システムにアクセスできること。USDC、RLUSD、USDTなど、これらのトークンは実際の課題を解決しています。

しかし、IMFが懸念しているのは逆の側面です。もし人々が現地通貨を捨てて安定コインを使い始めたらどうなるのか？中央銀行が金融政策へのコントロールを失ってしまいます。この「コントロールの喪失」という問題が、規制当局を夜も眠れなくさせているのです。

議論は「導入するかどうか」から「どう管理するか」に移ってきているようです。