昨日の米国株式市場は、またしても典型的なレンジ相場となりました。主要3指数は動きが鈍く、S&P500はかろうじてプラスで終え、0.11%上昇して6,857ポイントで引けました。ダウは0.07%下落し47,850ポイント、ナスダックはやや強く0.22%上昇して23,505ポイントとなりました。VIXYは0.89%下落し30.16で引けました。

ハイテク株は大きく明暗が分かれました。Metaが3.43%と急騰しトップ、NVIDIAとテスラもそれぞれ2.16%、1.73%上昇。マイクロソフトは0.65%と控えめな上昇でした。一方、Google Aは0.63%下落、アップルとアマゾンはさらに厳しく、それぞれ1.29%、1.41%下落しました。ソフトウェア株の中ではオラクルが3.18%上昇し目立った動き、Adobeは0.6%上昇、ブロードコムとクアルコムはほぼ横ばい、Netflixは0.71%小幅安でした。

中国株ではナスダック・ゴールデン・ドラゴン指数が0.39%上昇し7,731ポイントで引けました。新エネルギー車セクターは活発で、カナディアン・ソーラーが5.8%急騰、NIOが5%、Xpengが3.5%、EHangも4%超上昇しました。

暗号資産市場は冴えない展開が続き、再び軟調となりました。ビットコインは一時91,000ドルの節目を割り込み、イーサリアムはさらに下落がきつく、日中高値から5%以上下げる場面もありました。